オーディオ

型番不明 フルレンジユニット試聴


今年のはじめ、麻布オーディオにて販売された福袋に小さめの
フルレンジユニットが入っていました。

型番はなく、テスト品なのか?他のスピーカーのOEM品なのかは
わかりませんが、小さい割には重量感もあり作りもよさそうなので
気になり音をだしてみました。

 

外観は?

ユニット自体は、6cm程度でこれと言った特徴は見当たりません。

作りはしっかりしていて
フレームは金属製、このユニットサイズにしては厚めになっています。
ネジ止め箇所が6ヶ所もありデザインなのか?安定感アップなのか?どちらでしょうか?
マグネットも大きめの贅沢仕様です。

とりあえずそのままで音をだしてみると、すごく元気がいい感じ。
耐入力も良さそうです。

 

エンクロージャーに入れてみる

エンクロージャーを作成しようと考えたのですが
ユニット経を測ってみると、FOSTEXの既成エンクロージャー
「P650-E」に合いそうだったので
とりあえずこのエンクロージャーに入れてみます。

 

配線等は付属のものではなく少し上のグレードに取り替え。
半田で取り付けです。
思った以上にデザイン的にはピッタリときました。

 

 

音を出してみる

組み立て後すぐに音出ししてみました。
音出しの第一印象は、、、
ドンシャリ系

あまりのユニットの元気さにエンクロージャーが全くついてこれない。
特に低音部分の元気さは、小口径ながらパワーが溢れ出てるという感じで
完全に破綻しています。

ネジ止めが6箇所もある意味がわかるような気がしました。

エージングで変わるかと、数日テレビの音をだしたり
音楽をかけっぱなしにしたりしましたが、
少しの落ち着きは出たものの基本部分のパワーが溢れ出る感じは変わりませんでした。

バックロードホーンに合わせたら相性がいいのでは?と
ふと頭をよぎりましたが、とりあえずこれで調整してみます。

 

調整後と再度音出し

調整といっても既成品であるので吸音材で調整をしてみました。
もとから入っている白い吸音材は側面の片面だけにあるので
上面、側面、底面にニードルフェルトをびっしりと貼り付けてみました。

吸音材いれても溢れ出るパワー感をおさえることができず、
結局はバスレフポートの奥の方にニードルを詰めて半分から三分の二程度ふさいで
だいぶ落ち着きました。
それでも暴れはありますが、最初から比べれば良くなりました。


いま現段階はこのエンクロージャーのままにしておきますが
機会があればバックロードや大きめの密閉型など挑戦してみたいと思います。

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