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真空管プリアンプ「TUBE-01J LIMITED」導入しました。


NFJの真空管プリアンプ「TUBE-01J LIMITED」を導入しました。

いままで使用してた「TUBE-01J」がとてもよくて
その限定版ということでおもわず購入してしまいました。

購入後なかなかセッティングするチャンスがなく
やっとセットしてみました。

 

「TUBE-01J」との違いは?

内容ははNFJのHPに掲載されているので詳細はそちらを御覧ください。
そのなかでも大きな違いは、

①ボリュームの無段階化

全モデルまではボリュームがクリックタイプで
音量の微小な調整ができませんでした。
無段階の調節が可能になり最も大きな不満点が解消されました。

②真空管のクオリティーアップ

商品の紹介には「軍用管の高精度で特性を選別した選別グレード管」
真空管に前回から交換されていること
真空管については詳しくないので、選別されているのですごそうです。

③その他部品の見直し

コンデンサーやその他の部品の見直しにより音質向上をはかったようです。

外観についてはロゴ以外は変わったところは、ないようなので
セットしても違いにきがつきません。

ひとつ気になった部分が、
個体差なのかもしれませんが真空管の根元分に
照明があるのですが、
その照明がかなり明るくなっています。

TUBE-01J  真空管の根元のライトが薄い。

 

TUBE-01J LIMITED 真空管の根元のライトが明るい

 

試聴してみて「TUBE-01J」の違いは

1日程度、音楽をかけてエージングを行った後の状況です。

最も顕著な違いが前モデルよりも
「さっぱり」としたこと。
音の余計なものがなくなって、まさに「さっぱり」と言う言葉が
ピッタリだと思います。
「さっぱり」にともない若干ですが低音の量が減っています。
ぼやけが減って骨格がしっかりしたからですが、好ましい変化です。

高音部分も伸びが少し増した気がします。
ちょっと強調しすぎかなとも思いましたが、時間がたってきて
落着いてきています。

全モデルの際は、ツヤが表現された!と感じましたが
LIMITEDはそのツヤに追加して、より透明度が増したという感じです。

 

少し気になった部分

プリアンプの支配力についてですが、
前モデル比べて強くなり
より繊細になったように思えます。

現状使用していパワーアンプ
「FX202J」のボリュームの比率を上げると高音部分が
強調されていきます。

ボリュームに関しては、「TUBE-01J LIMITED」側で
調整してあげたほうが音量による音質の変化が少ないようです。
この部分は前モデルよりも顕著に感じられます。

その為、パワーアンプ部のボリュームを調整して
自分の好みの位置を確定しておく必要があります。

今のところ私の好みは、
「FX202J」側のボリューム位置は10〜11時程度のポイントで
「TUBE-01J LIMITED」側はGAIN-6 でボリューム調節
という感じが好みのスイートスポットです。

 

最終的に

外観はほとんど代わりありませんが
音質に関しては好みの方向により良くなったし、
なによりも無段階ボリュームの恩恵は、デスクトップにある
ニアフィールドリスニング環境ではとてもうれしいことです。

同じものを買ったようで代わり映えはしませんが
音はしっかりとより良くなった「TUBE-01J LIMITED」です。


 

ちなみに今回の再生環境はいつもとおり。

再生機材:MacBook Pro

再生ソフト:Audirvana

ノイズフィルター:PGN(NFJ)

DAC:DAC-X6J(NFJ)

プリアンプ:TUBE-01J LIMITED

メインアンプ:FX202J

スピーカー:S-A4SPT-VP


 

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