素人で手軽に取り替えができる「オペアンプ」。
NFJのデジタルアンプYD-202Jのオペアンプを交換してみようと思います。
今回、交換してみるオペアンプは3つ。
現在手持ちのもので価格が安めのもの。
◎TI OPA1622
◎MUSES8820D
◎MUSES8920D
試聴環境はいつもとほとんど同じで
再生機材:MacBook
↓
再生ソフト:Audirvana
↓
ノイズ除去:PNG
↓
DAC・アンプ:YB-DIA202J
↓
スピーカー:S-A4SPT-VP
(オペアンプを交換するため「YD-202J」の天板は開けっ放しで試聴しました)
OPA1622試聴
以前にNFJ製のDAC「DAC-X6J」にOPA1622を取り付けた際には
とても良い印象であったのでまずは、これから。
標準のオペアンプから付け替えての第一印象。
「高音部分の伸びやかさ」が特徴
詳細は以下のとおり
◎高音が伸びやかに。
◎高音のマイナス方向の付帯音の減少。
◎低音の量感の減少。
低音のぼやけ感が減少した為に量感が減ったように感じているかも、、
低音の量感が減った分輪郭はしっかりとした感じになる。
◎標準よりもボーカル帯域が少し明確になる。
基本的には良い方向にシフトしてくれました。
想像通り良い感じです。
MUSES 8820D
「全体的にボリューミーに!」が特徴
詳細は以下のとおり
◎低音を中心にボリューム感UP
◎高音は少しだけボリューム感UP
◎中音域のこもり気味なイメージ(標準と比べても変化が少なめ)
全体的にボリュームを上げた代わりに
繊細さを犠牲にしているような気がします。
今回の組み合わせには、あまり合わないかもしれません。
テレビや映画ようならこれがいいかも。
今回は、私の好みの方向ではないので、不採用
MUSES 8920D
「ボーカルしっかり!」が特徴
詳細は以下のとおり
◎中音域の張り出し感がUPで、ハッキリとした感じ。
◎高音域もボリュームUPだが、付帯音も少しあり。
◎低音の量感が少しUP。
◎全体的にドンシャリ感があり。
音を出したときの静寂感のようなものをなぜか?感じさせられる。
その辺がうまく調整されているな感じ。
高音に付帯音もありますが、嫌な感じがないです。
最終選択
とりあえず、「MUSES8820D」は不採用。
高音の「OPA1622」か・・・・
中音の「MUSES8920D」か・・・・
もうこうなると曲によって変わったり、日によって気分が変わったりする
その時の好みの状況。
再度、2つを付け替えて試聴したり、時間をおいて聴いてみたりした結果。
「MUSES8920D」 を採用することにしました。
このアンプ1台だけの運用ならば「OPA1622」にすると思いますが
粗はありますが雰囲気で聴かせる「MUSES8920D」も面白く、
他のアンプと交換して楽しむときに良さそうです。
もっとエージングなど時間が経てば変わってくるのかもしれませんが
面白いオペアンプ比較でした。