ユニットの動作確認の音出しで、かなりよい印象であった
Fountek FR135EXをついにエンクロージャーにセットします。
エンクロージャーは、かなり前に購入をした「組み立て済み」のもの。
13cmユニット対応が珍しいので購入しておいたのですが、
どこで購入したのか忘れてしまっています。
メーカー名もなくガレージメーカーなのかなあ。
エンクロージャーの外観は、
手にとってみると、記憶にあった質感よりも実際のほうが良く
もうワンセットほしいのですが、、、
エンクロージャーの両サイト、天面、底面はパーチクルボードっぽい素材に
化粧板がついています。
バッフル面はMDFがセットされているので取扱はしやすいと思います。
写真の見た目よりは丈夫そうに感じます。
塗装
ここで致命的な失敗が、
塗装時の写真を誤って消去してしまいまいした。
(文章だけですすめさせてください。)
バッフル面の塗装は、ユニットが黒なので合わせて黒のスプレーを使用。
その他の側面、底面、天面の化粧板が付いている部分はニスのみ。
背面は何もしませんでした。
施工の順番は以下の通り
- バッフル ブラックスプレー
- バッフル ペーパーヤスリがけ
- バッフル ブラックスプレー
- バッフル ペーパーヤスリがけ
- 化粧板部分 ニス刷毛塗り
- 化粧板部分 ペーパーヤスリがけ
- 化粧板部分 ニス刷毛塗り
- 化粧板部分 ペーパーヤスリがけ
以上のように二度塗りを基本として行いました。
乾燥の時間も入れて2日程度で完成です。
吸音材と内部配線
内部配線には、ZONOTONE「6NSP-1500 Meister」を使用。
なんとなく合いそうだなという雰囲気だけで決定。
(もっと細いケーブルのほうがよかったかもしれません。)
吸音材は、粗毛フェルト系のものを使用。
天面、背面、側面部分に木工用ボンドで接着しました。
完成と音出し
ユニットを取り付けて完成です。
写真だと側面が赤っぽく見えますが、実際はもう少し落着いた感じです。
試聴。
ユニットを裸で聴いたときよりも高音の伸びが少なくスーパーツーイータが
必要かな?と思うほどでしたが、
2週間ほどすると高音部分も出始めてこのままでOK。
初めから感じていた艶は、ばっちりでとても艷やか!
元の音よりも艶がありきれいに表現されている感じです。
(私の好みなので結構満足なポイントです。)
低音の量感は十分ですが、低音の解像度はエンクロージャーを専用に設計していない
ことが足をひっぱっていますが、十分許容範囲内です。
全体的には、音の広がり感がよくて国産のフルレンジ等からは想像できない
広がりを感じます。
音の広がりがあるからといって解像度が低いわけではないのでGOODです。
他のフルレンジと比べてみる
メタルコーンを使用しているマークオーディオと比較をすると
全く異なる方向性で面白いです。
簡単に表現してみると
◎マークオーディオは、直線的で少し鋭くて正確さを感じます。
フルレンジであることをアピールしまくっているような感じ。
◎FR135EXは、艶と広がりを重視して全体で音を聞かせる感じがあり
なんとなくですがハイエンド・オーディオの雰囲気を醸し出しています。
もちろん特性なのでどちらが秀でているというわけでなく
どちらも好みのユニットです。
マークオーディオに飽きたらFR135EXに変更したり
曲によって変更したりするのが面白そうです。
いつかは、真空管アンプなどで組み合わせてみたいなと思ってみたりしました。
大満足の「FR135EX」です。
オススメのフルレンジユニットです。
こんなに良いのなら
Fountekの小径ユニットも気になります。