オーディオ

「TUBE-00J LIMITED」真空管プリアンプを導入しました。


NFJから発売されたプリアンプ「TUBE-00J LIMITED」を導入しました。

いままで使用しているデスクトップオーディオのシステム変更です。
いままでは、同じくNFJの真空管プリアンプ「TUBE-01J LIMITED」を使用していました。
たった1文字違いの型番です。

「TUBE-01J LIMITED」は、お気に入りであったので
不満があって変えるわけでなく、新商品で限定モデルという言葉につられての購入です。

以前しようしていた「TUBE-01J LIMITED」の記事はこちらから

 

「01J LIMITED」「00J LIMITED」との違いは

詳細はNFJのブログに掲載されているので
大きそうな違いを下記に記しておきます。

左:00J   右:01J

・電源ラインの強化
・入力抵抗部品の変化(KOA社製 金属皮膜抵抗 MFシリーズ採用)
・前段ゲインのオペアンプ「OPA627AU」の採用

主にライン系の強化に力を入れているようです。

外観の違いはゲイン調整の有る無し、電源LEDのカラーくらいの変更です。
大きさもほぼ変わらず、質感も変わりありません。
若干真空管部分のライトアップが若干明るくなった感じもありますが
個体差の違いくらいのレベルです。(もしかしたら新しいから明るいのかもしれません。)

左:00J  右:01J

 

試聴してみて

数日、試聴をしたあとの状況です。
試聴環境はいつもの感じです。(以下の通り)

再生機材:MacBook Pro

再生ソフト:Audirvana

ノイズフィルター:PGN(NFJ)

DAC:DAC-X6J(NFJ)

プリアンプ:「TUBE-01J LIMITED」 or  「TUBE-01J LIMITED」

メインアンプ:FX202J

スピーカー:S-A4SPT-VP

外観や真空管は同じなのに基本的な音の方向性が全く違いました。
まったく別物。
一言であらわすと以下の通りです。


「TUBE-01J LIMITED」のほうは、
(GAIN0dbにて試聴)
透明度や高音をしっかりと伸ばしていく感じで、音の消え方を大切にしている。
静寂感を求めるにはこちらかも。
キーワードで表現すると、「高音・硬質・透明」

 


「TUBE-00J LIMITED」のほうは
定位と中低音部分に重心をおき、消え入る音よりも押し出しを大切にしている。
力強さを求めるにはこちらかも。
キーワードで表現すると「中低音、粘り、押し出し」

 

どちらの機種を使うのか

スピーカーの特性に依存する割合も高く感じました。
完全に好みだと思います。

もし以前の「TUBE-01J LIMITED」で満足されているようならば
買い替えて、もっと良くなるという感じは殆ど無いように思えます。

「TUBE-00J LIMITED」は、音の密度を一段低域よりにずらしてあります。
これが粘りにも通じているのかもしれません。
曲によってはこれがすごく良かったりするし、しつこかったりもする。
この音作りがオペアンプに依存度している割合が高いような気もするので
取り替えることでかなり変わりそうですが、試していないのでまだわかりません。

どちらを使うのか、、、全く悩ましい。
どの部分をとってハイエンドに近づけるのか。
どの部分に焦点をあてるのか。

今使っているスピーカーS-A4SPT-VP(パイオニア)に合わせるには
「TUBE-01J LIMITED」のような感じですが
せっかく新たに「TUBE-00J LIMITED」を購入したので、とりあえずは
当面「00J」を使っていこうと思います。

 

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