ノースフラットジャパンの真空管プリアンプ
「TUBE-01J」を購入しました。
取り急ぎ、現状のシステムに追加してみました。
せっかく、PC・DAC・デジタルAMPと少構成のアナログの接点が少ない
デスクトップオーディオの状況からあえて
アナログの真空管のプリアンプを追加することもないような気もしますが、
見た目がカッコイイ!!ので購入。
やはり見た目も満足感アップには重要です。
「TUBU-01J」の中身は?
NFJのページには今回あまり情報が掲載されていなくて
いつもように基板などの写真もなかったので
自分で開けて見てみました。
基板の内容がよくわからないのでなんともいえませんが、
綺麗に整然と並べられています。
こういう、綺麗な配置も音に関係するのでは?と思います。
肝心の音の方は!
まず、もっとも懸念していた、
今回のシステムに1段余分とおもわれるシステムを
追加したことによる雑音やサーノイズ等ですが、
心配していたことを忘れさせてくれるくらい
SN比が良いです。
(ゲインを−6dBにて使用しました)
「TUBE-01J」のボリュームは10時あたりで固定して
微調節はアンプ側の「FX202J」で行いました。
(「TUBE-01J」がクリックタイプのボリュームであったので
細かい調整がむずかしかったから)
そして、今回のシステムで「TUBE-01J」を追加して
最も顕著であったことが、
再生音をフラットバランスにしてくれとこと。
(高音、低音部の歪みが減ったように感じます)
これは、FX202Jの高音部分の耳障りな部分を気にされていた方には
かなり効果的なシステム追加なのではないかと思います。
だからといって高音部の情報量が減ったということではありません。
もう一つ、試聴前の低音がボリューミーになるのでは?
という予測を良い方向でまったく裏切られたことでした。
逆に低音部分のもたつきが安定しました。なぜだろう??
後は、もう気分の問題かと思いますが、
少し高域の艶がアップした感じます。聴きやすさUPです。
「TUBE-01J」を導入して
シンプルなシステムに余計な物を追加するなんてと思いますが、
今回のシステムに関しては、
「TUBE-01J」を導入してよかったと思います。
「FX202J」の苦手部分をほぼカバーしてお互いの良さを
引き出し合っているような感じです。
良い方向の変化しかない!
そして、見た目もいい!
デジタルだけのシステムの中に真空管があるなんて
カッコイイじゃないですか!
この価格帯でこれだけ楽しませてくれる
オーディオ機器はとても貴重だとも思いました。