前回に購入をして組み立てた
NFJから販売されている「MODEL-CUBE」の仕上げをして試聴してみました。
仕上げはどうする?
どのように仕上げをしようかと考えていたのですが
価格も安いことから、軽い感じのイメージで材料費も抑えることにしました。
バッフル面は、100円均一で購入できるスプレーで軽くポップな感じにするため
クリームホワイト系でスプレーしました。
特に下地に気をかけずいきなり仕上げスプレーですが、
デコボコの仕上がりが逆に良い感じかもしれません。
トップとサイドは、バーズアイメープル調のシートで貼り付けました。
ちょっと安い家具調になった感も否めないですが、可愛らしいボックスとなりました。
(きれいに貼れたので良しとします。)
その他の部分
背面は、仕上げはしませんでした。
見えない部分でもあるので手抜きです。
スピーカーターミナル部分は、バナナプラグを使用したかったので
付属のプッシュタイプのものでなく別に購入しました。
内部のスピーカーケーブルは付属のものを使用
Western Electricの単線ツイストビンテージケーブルです。
芯線は、錫めっき銅という素材ですが初めての使用なので楽しみです。
とても細いのですがビンテージ(80年代以前の製造らしい)ということもあり、
良さそうな雰囲気のケーブルです。
内部の吸音材は、2種を使用してみました。
底面部分は、吸音が弱そうなスポンジ素材のようなもの。
側面、上部、背部についてはニードルフェルトを使用しました。
結構しっかりと吸音させた感じとなりました。
完 成
ユニットを取り付けて完成。
完成してみれば全体的なコストを考えてみれば、まあまあの仕上がりかと。
(手間はかかりましたが)
バッフル面のクリームホワイトがなかなか良いなあと思いながら試聴開始です。
試聴してみる
実際に試聴をしてみると、明らかにユニットがほぐれてない感じが。
ということで鳴らしっぱなしやテレビでの使用などでエージング。
特に考えたということもなく、そのままテレビにつけっぱなしだったので
1ヶ月くらいのエージングとなりました。
試聴環境は、以下の通り
再生機材:Mac mini
↓
再生ソフト:Amazon Music のアプリ
↓
ノイズフィルター:PGN(NFJ)
↓
DAC:ZEN DAC(iFi audio)
↓
アンプ:「LXV-OT7mkⅡ」(LUXMAN)
↓
スピーカー
テレビから付け替えの試聴。
第一印象は、可もなく付加もなく想像できる音。
といえば悪いイメージですが、この価格でここまで出ればよいのでしょう。
高音部分、低音部分の伸びなどはバッサリ切れています(特に高音部分)
音場が狭いと言ったほうがわかりやすいかもしれません。
逆にそれが無理なく音を出させている雰囲気もあります。
割り切ったことで音にまとまりが出ている感じがします。
(もう少し吸音材を減らせば変わりそうですが、面倒ということもあり
このままで使います。)
このスピーカーのパワーポイントは、中音部分。
高、低の音を欲張っていない分、ちょうど声の帯域に
すべての能力を集めたような感じです。
ここに「秘められた潜在能力!Part.2 」という名称が生きてくるのかも?
もちろん価格からも過剰な期待はできませんが
女性ボーカルの歌などが再生されると一瞬、いいねと思える時もあります。
肩肘張らずに
デスクトップPC脇で使用するくらいならば、丁度よいかもしれません。
「秘められた潜在能力!Part.2 」を垣間見たスピーカーでした。