先日、購入をした「朗音!真空管アンプの愉悦」の付録アンプ
「LXV-OT7」をデスクトップオーディオのアンプとして数日使用していました。
試聴環境はいつもとは大きく変わらず以下の通り。
アンプ部分が「LXV-OT7」になっている程度です。
再生機材:MacBook Pro
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再生ソフト:Audirvana
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ノイズフィルター:PGN(NFJ)
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DAC:DAC-X6J(NFJ)
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プリメインアンプ:「LXV-OT7」
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スピーカー:S-A4SPT-VP
とにかく数日音出ししての感想。
聴きやすい!が第一印象。
聴き疲れしにくい音作りのように思えます。
その分、高音の伸び部分は、いままでのNFJのシステムから比べるとだいぶ
減退して感じられます。
低音部分も無理せず穏やかな感じです。
(他には、女性ボーカルなどが「かすむ」感じも少しあります。)
主に中音のボーカル部分にボリュームゾーンを合わせているようでした。
高音、低音部を無理やり駆動させるのでなく余裕をもって音を出すというイメージというと
わかりやすいでしょうか。
それが聴きやすいにつながるのかもしれませんが、少し聴いていると物足りなくなってきます。
真空管の交換
物足りなくなってくると、何とかしたくなる・・・
一番簡単にできることが、見てもわかるとおり
真空管の交換!
売り切れてしまうことを想定して、アンプのキットが届く前に
とりあえずAMAZONで物色して良さそうなものを一つ購入しておきました。
(真空管の知識がないので・・・評価を基準に)
購入した真空管は、
「JJ ECC802S GOLD」というもの。
商品説明によると
スロバキアのJJ Electronic社が生産しているようで
同じように生産されているECC802Sという商品の金メッキタイプとのことで
型番の最後に「G」がついているようです。
交換の作業自体は、
もとの真空管と付け替えるだけで簡単です。
(上の写真:左が付属球 右がJJ ECC802S GOLD)
実際に真空管(JJ ECC802S GOLD)の足の部分を付属の真空管とくらべてみると
GOLDの型番とおり金色にキラキラとしています。
なんとなく雰囲気だけでも良さそうな感じもします。
真空管の交換後 試聴
真空管を「JJ ECC802S GOLD」に交換してから
待ちきれないのと、元からの標準球の音の感じを忘れてしまいそうなので
数時間程度のエージングで試聴をしてみました。
一聴してすぐに、音の輪郭がしっかりした雰囲気を感じることができました。
そのなかでも特に、クラッシックギターでは弦の響きの部分に
余計な付帯音がまとわりつく感じが大幅に減少して、しっかりと輪郭が見えながら
硬くなく艷やかな雰囲気の音出しになっています。
ギターの弦の響きほどではないですが
ボーカル部分にも艶やかさがました感じもします。
ただし元の真空管が悪いわけではなく、
真空管を交換しなければ、元のままでも十分雰囲気が良かったと思います。
ですが、変えてしまったら
もう元には戻れない。
「JJ ECC802S GOLD」オススメです。
参考までにYouTubeにアップしました。
録音機材:DR-07Mk2(TASCAM)