ZERO AUDIOから発売されているイヤホン
「CARBO TENORE」(カルボテノーレ)を買ってみました。
「CARBO TENORE」は、5.78mmの超小型のマイクロドライバーユニットを
搭載し、カーボンファイバーとアルミの削りだしの筐体が特徴のイヤホンです。
そして驚きなのが価格。3000円台で購入が可能です。
実際に開封すると付属品などは以下の写真の通り。
しっかりとイヤーピース(ゴムの部分)も数サイズを同梱。
もちろん説明書や保証書類も。
そして持ち運び用の専用ミニ巾着もはいっていました。
早速試聴。
3000円台のイヤホンは激戦の価格帯と言われているようですが
その激戦のなかでもコストパフォーマンスの高い「CARBO TENORE」
早速試聴そして早速驚き!
特に高音部分の伸びや消え方が3000円台とは思えない繊細な感じ。
低音部分は力強くドンドンとはならないタイプですが
美音というキーワードがあっているのかもしれません。
女性ボーカル、ヴァイオリン、ピアノなど響きが美しいものは
しっかりと美しく表現してくれます。
低音重視という方はもう一つのラインナップ「CARBO BASSO」を
選ばれると良いようですが、私の好みは圧倒的にこの「CARBO TENORE」。
ただし曲によっては低音のパワーがもう少し欲しい時も。
そんな苦手部分の低音の力強さを補強してくれるのが低反発の
イヤーピース。
COMPLYのイヤーピース「T-200」シリーズに付け替えてみました。
低反発のポリウレタンで耳にしっかりとフィットしてくれます。
このイヤーピースにするだけで苦手の低音の力強さがかなり改善。
・・・改善というよりは、もうワンランク上のイヤフォンに変わった
くらいの変化でした。
ほんの少しだけ高音部分の響きが減少しましたが
それは本当に微々たる程度。
低音の力強さのアップのレベルに比べれば納得のトレードオフです。
3000円台での美音この組み合わせがオススメです。