建物・お城・天守

松山城(愛媛県松山市)に行ってみた!


愛媛県松山市にある松山城
(別名:金亀城もしくは勝山城)に登城しました。
他の地域にもある松山城と区別するために「伊予松山城」と
明記される場合もあります。

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火災などで一部の櫓など復興された部分も多々ありますが
天守閣部分は、現存する12天守の一つで、重要文化財にも
指定されています。

築城は、関ヶ原の戦いで徳川側に功績のあった「加藤嘉明」により
1602年に着工開始。
その後落雷により火災等もあり、天守部分は、
1854年(江戸時代末期)に再建。
そのため現存12天守のなかでも新しい部類にはいる天守なっています。

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城郭の構造は、連立式の平山城。
姫路城と同じような形というと想像し易いかもしれません。
安定していて美しい城郭となっています。
天守の構造は、連立式層塔型3重3階で地下1階となっています。

天守は、勝山の頂上にいちしているため、
登城するには徒歩もしくはロープウェイなどを利用することになります。
実際にロープウェイ乗り場に到着すると、なんともう一つの
登城方法としてリフトがあるのです。
スキー場などにあるような、まさにリフトです。

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帰る際はロープウェイを利用しましたがこのリフトはかなりオススメです。
ロープウェイが3分程度とするとリフトは6分の所要時間がかかります。
この6分が絶妙で、天気の良かったこともあるのですが天守や周辺を
ゆっくりと見ることができるのでとてもよかった。

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リフトを降りて天守に向かい少しあるくと目に飛び込んでくる
高石垣です!
松山城の石垣はとにかく立派で美しい。
他の部分にも屏風のような折の石垣などもあり石垣の違いを見るだけでも
楽しめる城郭です。

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先に進むといくつもの門が現れます。
殆どは、復興建造のものですが木造で建造されているので
周囲との違和感はまったくありません。

復興ではありますが松山城の雰囲気を十分に堪能しながら
天守に向かうことができます。

構造が連立式で平山城ということもあり天守全体を地上から見渡す
ことは困難ですが、チケット売り場を抜けると天守と小天守とが
美しく見える、いかにもお城といえる写真ポイントが現れます。

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天守に到着すると
もちろん内部に入ることができます。
内部は、他のお城にあるように甲冑や歴史のパネルや説明ビデオなどが
ながれていて松山城関連の歴史をみることができます。

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加藤嘉明が着用していた甲冑や
歴代の藩主の甲冑、書など展示は結構みごたえがあります。

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天守最上階に到着すると、松山の町並みのパノラマを望むことが
できます。
天守自体の高さは高くありませんが、山頂にあることと
山の周辺に極端に高いビルがないことにによって贅沢なほどの眺めです。

当日は残念ながら少しモヤっていたので遠くまで見渡すことは
できませんでしたが町並みはしっかりと確認できました。


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(画像クリックで拡大します)

石垣から天守まで、しっかりとお城を堪能できる松山城。
外国の方に人気があるそうですが、その気持もよくわります。

もう一度、ゆっくりと登城してみたいと感じる松山城でした。

  

 

 

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