箱根 小涌谷にある「岡田美術館」に行ってみました。
岡田美術館といえば30メートル近い大型の壁画
「風神雷神図屏風」をイメージしたものが有名。
実際に建物に近づき作品が見えてくるとかなりのインパクトがあります。
内部からは廊下の壁となっていたので見上げるようになるため、
建物の外から鑑賞するための配置となっています。
今回は、事前の情報なく訪問したのですが、
11月現在「箱根で琳派大公開」という特別展を行っていました。
「箱根で琳派大公開」は2部構成となっていて
2015年9月5日〜12月15日までは
「第一部:京都編 宗達・光悦・光琳など」
そして12月19日〜2016年3月31日までは、
「第二部:江戸・大阪編 芳一・其一・芳中など」となっています。
美術館に入ると受付にて、携帯電話やデジカメの持ち込み禁止を
言い渡されます。
受付横にあるロッカーに携帯などを置いて行かないといけません。
ちょっと厳重すぎやしないか??と思いましたが、禁止を無視して
写真をとるかたや大声で電話をする方もいるので仕方ないのかもしれません。
そのとき気がついたのですが携帯電話を意識的に持たずに外にいる事は
ここ最近では無かったこと。
少し不安にもなりますが、携帯持たないことって「なんだかいい!」
軽くなる感じがしました。
残念なことに、鑑賞中に隠し持っていたデジカメで作品を盗撮
しているオバサマがいた事に驚きました。
館内は撮影できないので写真は残っていませんが、作品数のボリュームと
ゆったりとした展示スペースでのんびり鑑賞することができました。
ライティングも素晴らしく作品がより美しく感じることができました。
今回は時間がなく館内を急ぎで鑑賞することしかできなかったのですが
150,000㎡もある庭園もあり散策することもできます。
紅葉の時期になるのでこれからの来館が良いかもしれません。
入館料が高額な2800円という設定ですが
庭園を含めて半日のんびりすると考えれば、まあ納得出来る範囲です。
次回は時間に余裕をもって
「第二部:江戸・大阪編 芳一・其一・芳中など」の時期に
訪問しようと思います。