先日購入をしたノースフラットジャパン(以下:NFJ)の
USB-DAC「DAC-X6J」と他のDACと聴き比べをしてみたいと思います。
今回比較するUSB-DACは以下の5機種。
①ICON-μDAC(Nuforce)
②DAC-X6J(NFJ)
③DigiFi No.15+16 付録DAC(Olasonic)
④UDAC192H(RASTEME)
⑤mini-i (MATRIX AUDIO)
「DAC-X6J」以外は、過去モデルというラインナップです。
再生機材はいつも通りです。
再生機材:MacBook Pro
↓
再生ソフト:Audirvana
↓
ノイズフィルター:PGN(NFJ)
↓
各USB DAC
↓
ヘッドフォン:K550(AKG)
評価は「DAC-X6J」を基軸として(10点満点中5点をDAC-X6Jとする。)
解像度、高域の伸び、低域の駆動性、全体的なバランス、その他
以上4つのポイント+その他で確認していこうと思います。
機材を順に試聴していくと前のイメージが残ってしまうので
他のDACを試聴した後は必ず「DAC-X6J」で試聴してから他のDACを
試聴するスタイルで進めます。
①ICON-μDAC(Nuforce)
解像度:4
高域の伸び:3
低音の駆動性:4
全体的なバランス:5
その他:長い時間試聴するにはCON-μDACのほうがよいかもしれない。
③DigiFi No.15+16 付録DAC(Olasonic)
解像度:3
高域の伸び:3
低音の駆動性:4
全体的なバランス:4
その他:高域部分の付帯音が気になった。
④UDAC192H(RASTEME)
解像度:4
高域の伸び:4
低音の駆動性:6
全体的なバランス:4
その他:しっかり、かっちりという雰囲気。
⑤mini-i (MATRIX AUDIO)
解像度:4
高域の伸び:3
低音の駆動性:7
全体的なバランス:5
その他:芳醇な雰囲気を演出して独特な感じ。少し重たさも。
5機種試聴をしてみて
意外にもバスパワーのUSB_DACの健闘がみえました。
もちろんセルフパワーにはかなわない部分もありますが意外な結果でした。
部分的に機種により差がありましたが、全体的なバランスは
それぞれに特徴が出ていたと思います。
最も解像度が高く感じた「DAC-X6J」と
バランスの良さを感じた「ICON-μDAC」が印象に残りました。
とてもよくバランスがとられていました。
「ICON-μDAC」は古いDACなので最近発売されている
Nuforceのものならばさらに解像度が高いのではないのでしょうか。
最終的には当面の間
リファレンスとしては総合的にやはり「DAC-X6J」になりそうです。
「DAC-X6J」はノーマルのままなのでオペアンプを
交換してより好みに近づけたいと思います。オペアンプ探ししてみます。